2017年08月23日

“誰もが住みよい元気な古牧のまちづくり”「活き生き古牧 みんなでトーク」を開催

8月23日(水)に古牧公民館で地域の抱える課題を住民と行政が意見交換しながら共に考える「活き生き古牧 みんなでトーク」が加藤久雄市長・関係部長出席のもと、開かれました。
古牧地区では3年振りの開催です。

①地域の豊かなコミュニティづくりのために、地区役員の後継者問題をテーマに。65才、70才まで働く人が増え、また、ライフスタイル・価値観も多様化するなか、地域役員のなり手不足が一段と深刻化している現状を公民館部長らが説明しました。
そしてノウハウを持つ市職員の地域コミュニティへの参加を促す職場環境づくりなどを強く要望しました。

②福祉部会長・福祉健康部長より、要支援1・2の方を対象に2年前にスタートした「ほんわか健康塾」を、古牧13地区に展開するため応援隊として25名のリーダを養成していると説明。
福祉部の各事業の整合性からして、先般、市から要請された「支え合い活動計画」が真に必要なの計画なのか疑問を呈した。
市側からは地域福祉活動計画は「交わる」、支え会い活動計画は「助ける」とのカテゴリーから取り組む経過であるとの説明がありました。

③安心安全で住みよい地域にするために個人情報・プライバシー保護から情報の共有が難しい避難行動要支援者に対して、災害時の安否確認を含めた救護体制作りについの市の指針や参考事例などを質問しました。
市からは安否確認には民生委員だけでなく区役員、消防団も加えた体制、さらに要支援者のマップ作成等の事例を紹介。今後の地域での防災の検討課題が浮き彫りとなりました。

④直近の話題として、この夏の豪雨時の河川溢水、道路冠水の状況説明が3区の区長から行われ、市の対応を要望。市側から北部地域の水が南下しない手段を検討していることなどの説明がありました。
一部に床下浸水が発生しており、喫緊の課題で対応策の前倒し求め対応を強く要請しました。
出席者83名の熱気もあり予定時間を大幅にオーバーしましたが、最後に加藤市長からの総括では「女性・高齢者の活用」を強調されるなど、力強いコメントがあり幕を閉じました。
(総務部)



Posted by 古牧地区住民自治協議会 at 23:00