2017年11月24日

第24回古牧地区学社連携住民集会 「学校と地域で人権を考える集い」を開催

11月24日に本年度で24回を迎えた古牧地区学社連携集会「学校と地域で人権を考える集い」が緑ヶ丘小学校で開かれました。

全学級で行われた人権教育の授業参観に引き続いて「子どもたちのネット利用の現状」をテーマにした講演会が行われ、5・6年生の児童のほか、およそ150名のみなさんが参加しました。
講師はセーフティネット総合研究所の南澤信之専務理事。情報教育の専門家で警察のサイバー犯罪対策アドバイザーとしても活動し、トラブルが起こった際に小・中学校からの相談を受けて警察と連携して対応されています。

講師は、携帯電話を利用したゲームへの実名や電話番号の登録によるトラブル、SNS(ソーシャルメディア・ネットワーク・サービス)特有の人間関係のトラブルも増えているといいます。
友人グループとのインターネット上でのやり取りでは、回数を重ねるにつれ、相手が「分かってくれるだろう」と思い込んで文字数を省略していく傾向があり、トラブルに発展する危険があると指摘。ささいな言い回しが誤解を招いて、重大な人間関係のトラブルとなった実例の紹介もありました。

忖度(そんたく)が新語・流行語大賞になった今年ですが、インターネット上であるなしにかかわらず、相手を思いやる気持ちを忘れないように気を付けたいものです。



Posted by 古牧地区住民自治協議会 at 23:00