2015年01月28日

介護での心がけを学ぶ

(第2回介護者のつどい)

立春も間近な1月28日、本年度2回目となる「介護者のつどい」が古牧公民館で開かれました。

今回は福祉健康部と包括支援センターが共同で企画をし、家庭で日夜介護に奮闘している人達が身と心の負担をすこしでも少なくできないかと取り組んだもので、寒さ厳しいなか総勢約20人を超える人が参加されました。

第一部では「認知症の父親を看取って」と塚田一弘氏による講演がありました。同氏は古牧在住で、永らく父親の介護を負われた経験を持ち、本なども出版されている方です。体験をとおし介護で心掛ける事として、①自分の世界でなく認知症の人の世界に寄り添うこと、②周りの人に介護家族の事情を包まず話し、助けて貰うことの大切さにつき実例を交えながら話されました。

その後、第二部では介護支援をテーマに、包括支援センター職員及び関係者による実技指導が行われました。

脳梗塞を起こし左半身が麻痺して動かない妻を夫が介助することをストーリーに、介護ベッド・入浴・歩行器の扱いなど寸劇を交えながら披露され、合わせて介護用具の紹介も行われました。

介助の要点は「潜在機能(この場合、妻にもとより備わっている機能)を福祉用具等で上手に利用して引き出し、力まかせにやらぬこと」とは締めくくりの貴重なアドバイスでした。
(福祉健康部)
  


Posted by 古牧地区住民自治協議会 at 23:00

2015年01月16日

男性も楽しく料理

(男性の料理教室)

年齢を重ねるごとにふと脳裏をかすめるのは、一人になったら食事は?生活は?・・考えれば限りがない。自分はラーメンしか作れなくても今までは何の不自由はなかったが、不安になり参加した。

1月16日参加者16人の料理教室は、「きのこ味噌煮込みパスタ」ほか2品で、食生活改善推進協議会の伊藤先生から食材の長所や短所、必ずすることとしないこと等の説明を受けて開始した。途中、先生の「笑顔で楽しくやることが上達の秘訣」との声に、なるほど!と感心。4人一組の班ごとの作業は、みな一生懸命で、先生から「もっと細かく切って」、「そんなに蓋ばかり開けないで」とタイムリーな注意に、参加者に笑顔がこぼれた。自画自賛の料理を食べる昼食時、円やかなことのほか美味しくいただきました。

参加者には、自宅で食べている料理は簡単なものだと思っていたが、実際は手間もかかり大変。今日は楽しく出来て、母ちゃんに感謝しなくてはと認識を新たにした方もいた。

誰もが、一人になるときが必ず来ます。男性の皆さん、新しいジャンルに挑戦してみませんか・・!。
(料理教室の参加者より)
  


Posted by 古牧地区住民自治協議会 at 23:00

2015年01月10日

無火災を祈願し、27年度の仕事始め

~第6分団出初式・新年祝賀会~

長野市消防団長野第6分団出初式が、1月10日(土)午後2時古牧公民館で開かれました。式には第6分団員と来賓、住民自治協議会や各種団体長合わせて約100名が参加しました。

最初に第6分団編集のDVDで消防団の活動や歴史など約20分紹介後、ラッパ吹奏の中で開式されました。伊藤分団長はあいさつの後、小林住民自治協会長からは、防火防災、日頃の訓練、安全安心、生命や財産を守るため尽力いただいている消防団への感謝を申し上げ、自分たちの命は自分たちで守る、安全安心な地域づくりに努めていきたいと決意が述べられました。

続いて無火災害祈願として各種団体を代表して6人がだるまに目を入れ開眼しました。

感謝状贈呈では、青木前分団長に長野市長感謝状と顧問の法被と記念品が贈られ、10年・20年と長年にわたって活動された団員に功労賞や努力賞等の各種の表彰伝達が行われました。

祝辞では、第6分団の活動に感謝を申し上げると共に、それぞれの持ち場で無災害・無火災を目指して一丸となって取り組んで行きたいとエールを送り、気持ちの引き締まる中で閉会となりました。

第2部では古牧地区新年祝賀会が開かれ、27年度の出発を祝うと共に、古牧地区の結束を固めるにぎやかな祝賀会となりました。
(総務部)
  


Posted by 古牧地区住民自治協議会 at 23:00

2015年01月01日

新年のご挨拶

ごえんの輪をひろげよう

会長  小林 逸郎

地域の皆様、明けましておめでとうございます。

皆様方には夢あふれる輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

日頃より地域の発展のためにご理解とご支援ご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

昨年を振り返ってみますと、県内では9月の御嶽山噴火、11月の北部地震と相次ぐ大きな災害が発生したことは皆様方ご存知のとおりですが、古牧地区内においては大事に至らず、安堵しているところでございます。しかし昨今の状況を思うと、何時何処で何が起こるかもわからない未曾有の災害に備えなければならないと痛感しております。

今年は七年に一度の盛儀、善光寺御開帳がございます。また、北陸新幹線金沢延伸の開通により地域の活性化と、経済に対する波及効果が大きく期待されております。

さて、近年私たちを取り巻く状況は、都市化の進展・少子高齢化の進行・生活スタイルの多様化などによる様々な課題が浮き彫りになっております。こうした中で、長野市が推進する都市内分権導入により住民自治協議会の役割は地区を代表する組織として、地域住民の意見集約と、地域の課題解決などに向けて次世代を見据えた、「自分たちの地域は自分たちでつくる」という新たなコミュティづくりを進めているところです。

既に、当地区では地域の特性を生かした独自の事業に取り組んでおり、環境美化の徹底・自主防災組織の確立、福祉と健康・地域たすけあいの充実、子育て支援施設の拡充、防火・防犯・交通安全の自主的活動と意識の高揚、人権と男女共同参画の積極的参加、文化・スポーツの振興・青少年の育成など、各区や諸団体・諸機関のご協力をいただきながら積極的に推進しております。「安心で安全な住みよい街」に、地域住民のご期待に応えてまいりますので今後ともご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。

今年は未(羊)年、羊は優れた聴力と優れた周辺視野を持っているといわれています。温和で常に群れをつくり移動し先導者に従う傾向がとても強いとされています。私たちが生活(衣・食・住)していく上で必要な衣類の羊毛は、身も心も温めてくれるはずです。

新しい年が、より良き年でありますようお祈り申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。


  


Posted by 古牧地区住民自治協議会 at 23:00