2018年10月25日

視察研修を終えて

10月24・25日、住民自治協議会の視察研修が行われました。
視察地は上越・富山地域の防災、廃棄物処理関連施設の視察研修です。会長、副会長以下、防災連絡会、総務部会、環境美化部会の総勢31名の参加でした。

最初の訪問先は上越クリーンセンター。昨年竣工した同所は2基の焼却炉と排煙装置、焼却熱を利用した発電や場内外への余熱供給など同市自慢の処理施設です。
長野市は粉砕して肥料化している剪定枝などは、同市では焼却するなど自治体によって処理方法の違いを改めて認識しました。

次の訪問先は富山防災センターです。同センターは地震、風水害、雪害等の災害に対応する基地です。復旧活動のための資機材の備蓄、災害発生時の情報収集及び発信基地としての機能も有する施設で、地震体感装置などもあり、東日本大震災の揺れを体感しました。

翌日の訪問先は、富山の四季防災館です。春・夏・秋・冬の四季の中で発生し得る災害を学べる体験型学習施設として機能しているとのことでした。ここでは映像による津波・土砂災害を視聴したり、水消火器による初期消火の体験、ホテルなどの居室から脱出する煙体験、救命救急等を実践しました。

長野県は比較的に災害の少ない所と思われているかもしれません。しかし想定外が想定外でなくなっている昨今、災害はいつでも起きることと捕らえて、準備を怠らないことが肝要と感じた研修でした。



Posted by 古牧地区住民自治協議会 at 23:59